マルコ・ロイスが着用しているプーマのスパイクは…

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ドルトムントに所属しているマルコ・ロイスはオリジナルデザインのエヴォスピード1.3 MRを発表するなど、プーマ エヴォスピードの広告塔選手として活躍している。

先日発売された新色ブライトプラズマカラーのエヴォスピード1.3を着用してトレーニングに励むマルコ・ロイスのスパイクを調べてみた。

エヴォスピード1.3 MRはマルコ・ロイス限定着用モデル

エヴォスピード1.3 MRはマルコ・ロイスがデザイン段階から加わり、所属クラブのドルトムントカラーや、彼の発言や実績からインスパイアされたワードやグラフィックをデザインに落とし込んだ一足として発売されたもの。

ちなみに、このMRモデルはマルコ・ロイスの負傷による影響で公式戦で着用されることは一度もなかった。

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だが実際に着用しているのは…

2015年1月24日に行われたデュッセルドルフとのフレンドリーマッチ。この試合で着用しているのはブライトプラズマカラーのエヴォスピード1.3に見える。先日発売されたばかりの新色だ。

ところが、光の具合や見る角度よっては、本来エヴォスピードのアッパーにあるはずのない凹凸が浮かび上がっているのが確認できる。

この凹凸は紛れも無くエヴォパワーのそれ

アッパーに見えるこの凹凸はエヴォスピードではなく、エヴォパワーのアキュフォームによるものであることは一目瞭然だ。

実は、これは今回が初めてではなく、以前のパープルカラーの頃からこのようなカモフラージュ仕様のエヴォパワーを着用している姿(2014年11月1日)は確認されており、今回新色が発売されたことで決定的となったという形。

エヴォスピード1.3発売当初は純粋なエヴォスピード1.3を着用していた

こちらの写真は2014年7月31日のトレーニング風景。

2014年7月にエヴォスピード1.3が発売開始されたことから、エヴォパワーからエヴォスピードの広告塔へと転換が図られたようだ。シュータンの形状から通常のエヴォスピードであることが確認できるが、その後、8月中にエヴォパワーに戻ってしまった。

パワーキャットからエヴォパワーにスムーズに移行したマルコ・ロイスにとって、エヴォスピードはプレースタイルに若干のズレがあったのかもしれない。

プーマ エヴォスピードの広告塔として

エヴォパワー着用選手にはセスク・ファブレガスやマリオ・バロテッリ、ヤヤ・トゥーレなど話題性に事欠かないビッグネームが既に存在している。

一方、エヴォスピード着用選手にもセルヒオ・アグエロの他、サンティ・カソルラ、ラダメル・ファルカオなどが挙げられるが、プーマとしてはやや物足りなさを感じたのだろうか。結果的に、マルコ・ロイスがエヴォパワー側からエヴォスピード側に移動する形で起用されることとなった。

このあたりの本当の事情は分からないが、マルコ・ロイスがエヴォパワーを愛用しつつ、エヴォスピード1.3の広告塔としても活躍していることは事実である。これからもマルコ・ロイスの足元に注目していきたい。

マルコ・ロイス着用スパイク詳細

エヴォスピード 1.3
品番:103098-03
価格:¥15,400(本体価格)

エヴォパワー 1
品番:103060-03
価格:¥16,500(本体価格)