AFCアジアカップで遠藤保仁選手が着用するアクセレイターは特注仕様!

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AFCアジアカップ2015が先日オーストラリアで開幕され、日本代表は初戦のパレスチナ戦を4-0で勝利。連覇に向けて幸先良いスタートを切ることができた。

そのパレスチナ戦で先制点を挙げた遠藤保仁選手が着用しているスパイクに注目してみた。

遠藤選手着用スパイクはアンブロのアクセレイター

遠藤選手が着用しているのはアンブロの「アクセレイタープロ」シリーズ。着用した瞬間から感じられるカンガルーレザーアッパーの足馴染みの良さと、ボールタッチ感、軽量性が特徴の、アンブロが誇る次世代スタンダードモデルだ。

ところが、遠藤選手が着用しているアクセレイタープロは、通常モデルとは一味違うオリジナルの特注モデルとなっていることが判明した。

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よく見るとアッパーに違いが

先日のパレスチナ戦で着用してスパイクをよく見ると、アッパーのインサイドからインフロント部分にかけて、ジグザクした波型の加工が施されているのが見える。これは市販品には無い仕様だ。

どうやら、サイドのボール接地面に凹凸のある特殊樹脂プリント加工を施すことで、ボールとのグリップ力を高める効果をもたらしているらしい。

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ときには加工されていないスパイクも

遠藤選手の高いボールコントロール技術の影には、スパイクに対する並々ならぬこだわりも存在しているのだろう。

そんな特殊加工が施されたアクセレイターを試合で着用している遠藤選手だが、ときには通常のアッパーのアクセレイターを着用していることもあるようだ。

練習ではホワイト×ライムのアクセレイターを着用していたのだが、見たところ、このスパイクにはインサイドの加工は無いように見える。

練習用と試合用、もしくは取替式スタッドと固定式スタッドで履き分けているのだろうか。

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今回は遠藤選手の着用スパイクを観察してみたが、市販品に存在しない特殊加工の他、アウトソールは当然のようにミックススタッドや特注ソールが搭載されているなど遠藤選手のこだわりが随所に感じられた。

今後は遠藤選手のプレーはもちろん、その足元にも注目してみてほしい。