アディダス エース 16+ TKRZ
アディダスから初のスモールサイドゲーム向けシューズ「エース 16+ TKRZ」が公開された。エース 16+ TKRZは、エリートストリートフットボーラーのためにデザインされたハイパフォーマンスシューズとして位置付けられるようだ。
全てはストリートフットボーラーのために
通常の11人制サッカーをプレーする選手は、主にゴールやアシストを目的としてプレーする。しかし、ストリートフットボーラーたちはパナ(股抜き)やアッカ(空中で2タッチするエラシコのような技)といったスキルを求める。エース 16+ TKRZはストリートフットボールにおけるプレースタイルのために生み出された。
特徴的な形状はスモールサイドゲームのため。小さな7つのスタッドが配置されたアウトソールは急激な加速・ストップ・方向転換により、相手ディフェンダーを翻弄し辱めるためにある。
また、TKRZスキンアッパーはアウトソールから丸みを帯びるように滑らかに繋がっている。ストリート特有のボールタッチ、足の甲、アッパー表面を使いボールを転がすプレーにおいて、繊細かつ確かなボールタッチ感を感じることができるという。
スモールサイドゲーム向けシューズは、ナイキがFOOTBALL X シリーズとしてアディダスに先駆けてすでに展開している。今回新しくアディダスから登場したエース 16+ TKRZはフットサルやストリートフットボーラーの新たな武器となるのだろうか。今後の展開に注目したい。