ミズノ モナルシーダ JP
本気でサッカーに取り組んでいる部活プレーヤーのために作られたミズノの新シリーズ「モナルシーダ」が2月14日から発売開始された。
トップモデルの「モナルシーダ JP」は日本製ならではのフィット感へのこだわりが詰まった、日本の部活プレーヤーにとって最高のスパイクとなり得る一足。
ミズノらしいシンプルなデザイン
モナルシーダは奇を衒うようなデザインではなく、ミズノらしいシンプルなデザイン。だがその中にも、日の丸をイメージしたカラーリングがヒール部分に落とし込まれており、日本発祥の日本製モデルであることを主張している。
抜群の軽量性
トップモデルのモナルシーダJPを手に取れば、まずその軽さに気付くだろう。
軽量性を求める選手は多い。90分間走り続けるサッカーでは、重いスパイクより軽いスパイクのほうが負担が少なく、動きにキレが出るからだ。その点、モナルシーダ JPは片足約195g(27.0cm)であり、軽量スパイクとして申し分ない軽さを誇る。
カンガルーレザーアッパー
モナルシーダ JPの前足部アッパー素材には上質なウォッシャブルカンガルーレザーが採用されている。
この柔らかなカンガルーレザーが足に沿って優しくフィットし、足とスパイクが一体化。スパイク自体の軽さとの相乗効果で履いているストレスをほとんど感じさせない。
屈曲性に優れた軽量アウトソール
モナルシーダ JPに採用されているモレリアネオと同じ形状のアウトソールは、つま先部分の屈曲性が非常に優れている。
ソールに強い反発力は備わっていないが、つま先部分の屈曲性は親指の可動をスムーズにし、足の裏やつま先部分を使った繊細なボールタッチを可能にする。
その他の特徴
- 内側と外側でステッチの間隔を変更したアシンメトリーステッチ。内側ステッチは柔らかなボールタッチに最適な間隔。外側ステッチは、革の過度な伸びを抑制し、足のふんばりをサポート。
- つま先部分の特殊なざらつきのコーティング加工により、柔らかさはそのままに、耐久性を向上。
- よりフィット感を高めるために、土ふまずのアーチに沿った形状のアーチサポートパーツを配置。また、カンガルーレザーと人工皮革のつなぎ目位置を内側の足のカーブによりフィットする最適な位置に設計。
- 従来のミズノ製インソールよりグリップ性能が約2.5倍のZEROGLIDE カップインソールを搭載。シューズ内の足のズレを低減し、動きの中でシューズと足の一体感を向上。
- 日本人に合うように検証を重ねて作られた足型をもとに設計したプロフェッショナルフィットラスト採用。素足感覚を生み出す気持ちのよい足入れを実現。
ワンランク上のフィット感を
モナルシーダはエストレーラネオ2の細かな改良点にブラッシュアップが加えられ、期待を裏切らない高いパフォーマンスのスパイクに仕上がっているように感じられた。カンガルーレザーの柔らかなフィット感と軽量性に魅力を感じるのなら最適なスパイクと言えるだろう。
また、アウトソール形状やアッパー素材などがモレリアネオに近い設計なので、モレリアネオにステップアップするための入り口としても良いかもしれない。
価格
モナルシーダ JP
品番:P1GA1520
価格:¥15,000(本体価格)